広島管財ブログ

《ありがとうがいっぱい》「平和への想い」2019.8月号

74回目の8月6日の朝、連日の猛暑とはうってかわって、台風の影響か風雨により少し涼しい朝を迎えました。例年の事ながら私は広島女学院で行われた慰霊祭を訪れました。私事ではありますが、父の姉(川越三千子)の名前が教職員の中に刻まれています。その夏疎開をしていた叔母ですが、くしくも前日から広島市中区の嫁ぎ先に戻ってきていたそうです。その日の朝防空壕へ逃げ込んだものの原子爆弾により跡形もなく身元もはっきりわからない状態だったそうです。今日も広島女学院での慰霊祭の中で中学生の追悼の言葉に「政治についても様々な社会現象においても生きにくい世の中かもしれないが、今なお紛争している国があることを理解し、正しく学ぶことは平和を知り、生きることにつながる」と言っていました。「若い自分たちが平和をつないでいかなければいけない」とも言っていました。また80代の湊学長の式辞では「平和はつくり上げるものであり、与えられるものではない」とご自身の死を覚悟するほどの実体験があるからこそのお言葉だと私は感じました。

平和な時代を続けるためにも私たちは平和とは何なのかを知り、自ら平和になるため自分としてできることを考え、行動することが必要ではないでしょうか。「笑顔を絶やさない」「自ら挨拶をする」ことは勿論の事、日々の生活の中でできることはあるはずです。

たちまち私たちにできる事として8/7早朝行われるビルメンテナンス協会主催の平和公園清掃ボランティア、今年は45社162名の方が参加されました。44年前、川妻二郎が広島ビルメンテナンス協会会長の時に提案し、現在まで毎年実施されています。この平和公園早朝清掃ボランティアに参加し続けます。

さて今年も猛暑続きですが、熱中症に十分気をつけてください。