広島管財ブログ

《ありがとうがいっぱい》「広島から世界へ」2019.6月号

広島を襲った豪雨から1年、つい先日も早朝から避難指示が出る程の雨が降りました。気象庁の大雨による警戒レベルの表示も5段階に変更され、レベル4以上は身の安全を確保し避難をすることとなったそうです。弊社の災害対策マニュアルと合わせて対応してください。このような時こそ報告・連絡・相談・確認が重要となりますのでよろしくお願い致します。

さて先月、弊社も加盟している広島ビルメンテナンス協会の総会がありました。と同時に講演会がありましたのでその内容を少しご紹介いたします。講師は広島経済同友会の佐々木代表幹事(オタフクホールディングス社長)でした。「世界から見た広島、日本国内から見た広島」ということです。皆さんもお気づきかもしれませんが、広島はオバマ前大統領が来日されて以降、2つの世界遺産もあるため外国からの観光客が訪れています。それも特に欧米やヨーロッパからの方が多いのが特徴的です。今までは日本の電化製品を求めてくる方が多かった「物売りの時代」から今では日本の文化や生活習慣を体験するため「事売り」の時代に変わってきています。日本の安全性の高さや清潔感の高さから日本全体がショールーム化されていく可能性も高いです。実はそこに日本のビジネスチャンスも生まれてくるそうです。次に日本から見た広島ですが、広島を代表する企業がどのくらいあるかご存知ですか?オタフクソースをはじめ、マツダやカルビー、アヲハタ、フマキラー、モルテン、ミカサ、クマヒラ、アンデルセン、洋服の青山、紳士服のはるやま等々、あげればきりがありません。スポーツにしてもカープ、サンフレッチェ、ドラゴンフライズ等プロチームがたくさん存在します。広島とほぼ同じ規模の都市である札幌、仙台、福岡にはそこまで誇れる企業はわずか数社だそうです。広島はおとなりの島根県にたたら製鉄があるためか、針や砥石また造船業が盛んになりました。また浄土真宗安芸門徒が多いため「利他の精神」「創造の精神」「自省の精神」に優れた気質なのだそうです。広島に生まれ育った我々も足元の良さを再認識するよい機会にしていただければ思います。

弊社もこの度、経済産業省より表彰を受けました。とても名誉なことだと思います。表彰に恥じないよう更に精進していきたいと思います。