広島管財ブログ

《ありがとうがいっぱい》「誇れる仕事とは」2019.11月号

朝起きてテレビをつけた途端、首里城が真っ赤に燃えている映像が飛び込んできました。文化遺産として万全を期していたはずなのに火災の原因の解明にはまだまだ時間がかかりそうです。今の所電気系統が原因の可能性が高いようですが、私は、このニュースを見ながら広島管財の仕事に置き換えてみました。日々の点検や管理、また緊急時の通報が敏速に対応できるかを考えていました。私たちはお客様の大切な建物(たとえ文化財の建物であろうとなかろうと)を管理させて頂いていますが、その建物の安全・安心を任されている業種なのです。警備の立場や設備の立場、清掃の立場が複雑に絡み合って管理をしています。「消防への通報は?」とか「消防設備は?」とか「訓練は?」とか「埃が原因にはならない?」とかいろいろ考えてしまいます。特に火災は失うものが多すぎます。

数日後には、羽田空港の断水もニュースになりましたよね。ここでもまた「貯水槽関係に不備は」?とか「清掃はどうしたのかしら?」「トイレの衛生面は?」などとビルメンと関係する仕事だけに、いろいろ心配をしてしまいます。

 

日ごろ世間の人に気付かれにくい仕事ではありますが、このような時こそ、必要な仕事としてクローズアップされるのです。きっと皆さんもこれらのニュースを見た時、自分の仕事の重要性や必要性、公益性の高さ、なくてはならない仕事として改めて認識されたはずです。何となく行う仕事ではなく、あらゆる事が起こることを想定しながら仕事をすることこそ、プロとして誇れる仕事と言えるのだと思います。お客様からいつまでも必要としていただけるような仕事をこれからも目指さなければいけないと強く感じた次第です。広島管財でお仕事をされます一人一人が、同じように感じて責任ある仕事、感謝していただけるような行動を志していただきたいと思います。

日々の寒暖の差が大きく風もひきやすくなってきました。体には十分気をつけてください。