皆さん毎日のお仕事ご苦労様です。一年で一番気候が良く仕事がしやすい時期だと思いますが、お客様と交わした契約の内容をご満足いただけるような仕事を目指していってください。
さて、皆さんはドラッカーという人の名前を聞いたことがありますか?確か数年前、高校野球のマネージャーの仕事についてマンガ本になった事でも有名ですが、その人の有名な話を一つ紹介します。
あるところに3人の石切職人がいました。
そこを通りかかった旅人は石切の仕事に興味をもち、1人目の石切職人に尋ねました。「あなたは、何をしているのですか?」すると1人目の石切職人は「お金をかせぐためです」と、何を当たり前のことを聞くのかという、つまらなそうな顔をして答えました。
旅人は2人目の石切職人にも同じ質問をしました。すると彼は「自分にとって一番の石切の技術を身につけるためだ」と無表情に淡々と答えました。
旅人は3人目の石切職人にも尋ねました。3人目の石切職人は空を見上げて目を輝かせながら答えました。「大寺院を作っているんだよ。私が作った大寺院で多くの人が祈り、それは人々の安らぎの場となる。それを夢見て石を切っているんだよ」
言われたままにいやいや仕事をするのか?自分の事だけでただ何も考えずに淡々と仕事をこなすのか?それとも自分の仕事の先にある喜びに目を輝かせて熱意をもって仕事をするのか?いずれにしろ仕事をすることは、たった一度の人生の大切な時間をどう使うのかに繋がっています。仕事をする理由に納得できると、自主的に行動できるようになる能力が引き出されてくるそうです。
縁あって広島管財に勤めているからには、ぜひ一度「何のために働くのか?」「なぜこの会社で働くのか?」を考えてみてはいかがでしょうか?