11月だというのに昼間の気温が20度を超える日があるのはまさに異常気象ですね。
秋の気配を感じる時期が例年より確実にずれてきているのに、百メートル道路のイルミネーションの
準備が行われていて、ふと気が付くと今年も残すところ1か月半になりました。
年を取ると一年が早く過ぎるように感じるといいますが、本当にその通りです。
さて先月、本社員5名が東大阪にある同業社のベンチマーキングに行ってきてくれました。
報告を聞くところによると、会社の中はとてもきれいに整理整頓されていて、作業準備も効率よく
なおかつ体への負担も少なくなるように、棚など社員自ら考えられた創意工夫がされていたそうです。
また人を大事にする経営ということで、
『お客様の期待を裏切らない、期待以上の仕事をする』
『クレームの無い、本気の仕事をする』
『天が見ている、手を抜かない』
『できる理由を考える』
『人を裏切らない』
『約束を守る』
『人の3倍働く』
等々、創業時から大切にしている思いがあるそうです。
社長のほか3人の社員の方もお話をされたそうですが、3人とも経営者と向いている方向が同じ目線の
お話をされたそうです。
また、社員の方が考える「お客様第一主義とは何か」ということについては、
『お客様と良い関係になる』
『自らお客様に喜ばれる行動をする』
『お客様のお困りごとに対して、何を言われているのかを察して聞く』
『お客様に言われる前に、気づいて行動する』
等々だそうです。
先日、新入社員研修を受講された方から『現場の人が感謝の気持ちを持ちながら、お客様の事を
とても大切にした丁寧な話し方をしている。それが会社の方針なのだという事が、新入社員研修を
受けてみて理解出来ました。』といったお声を頂きました。
日頃、会社が伝えていること、会社の目指すこと、いわゆる「会社の方針」を現場の方が
よく理解し実践してくれていることをとても嬉しく思いました。
私たちも同業他社の会社を見せていただき、隣の芝生が青く見えるだけではなく、真似できるところは
真似して取り入れていけばよいと考えますし、そうすることで自分の仕事が楽に楽しく、
価値を見出せるようになれば、働く皆さんの働きがいや誇りに繋がると信じています。
それがひいては会社の価値を高めることにも繋がっていくと私は考えます。
良い仕事をしていれば必ずお客様からの評価「ありがとう」が増えていくはずです。
利益ばかりを追求するのではなく、誇りをもって仕事をしていくことでおのずと利益がついてきます。
まさに「凡事徹底」日々の積み重ねです。
社訓の「信用は一日ではできない。長きに亘る一つひとつの積み重ね以外にはない」
「誠実こそわがモットーであり、たからである。」を思い起こしてみましょう。