朝の連続テレビ小説『あさが来た』。みなさんご覧になっていますか?
京都の呉服屋と両替商を営む今井家の次女が、大阪の両替商の加野屋へ嫁いでいくのですが、旦那様に代わって家業を『世の中は変わる』という言葉にひかれて、時代に流れに乗せて切り盛りするという、大同生命や女子大学の創設者広岡浅子の実話をもとにドラマ化されています。
時代は明治維新の頃。幕府から新政府に代わり、今まで通りでは通用しない時代になることを先読みし、炭鉱の事業に乗り出します。その時の旦那様とあさの会話に私はとても共感しました。あさは、言うことを聞かない鉱夫たちに対して拳銃を武器に力づくで働かそうとしていましたが、旦那様はあさのほっぺたをつまんで『大福のようなこのほっぺたで笑っているのがあさらしい。武器は似合わない。この笑顔が最高だ』と話します。
この話には3つのポイントがあると感じています。1つ目はこの時代に女性が活躍できる背景には理解のある仲間がいるということ。2つ目は武器ではなく心や人間力に人はついてくるということ。そして3つ目は、時代の流れをいち早くキャッチし良い物は残しながらも、変化変革する力を持ち続けることです。
ドラマを見ながら、私も良いものをいっぱい持っている広島管財、中でも最高の宝物である社員の皆さんと、さらによい会社『ありがとうがいっぱい』をめざすために上記の3つを目指していきたいと思います。
12月、何かと気ぜわしくなり仕事も大変とは思いますが、ぜひ協力し合いながら思いやりの精神で頑張っていただきたいと思います。