先日、瀬戸内の島へ水仙の花を見に行きました。長い間、プライベートで外出することもありませんでしたが、春のあたたかな日差しに誘われて勇気を振り絞って出かけたわけです。私自身外に出ることは嫌いではありませんが、仕事でもないのに自分から出かけることはほぼなく、本来出不精な性格なのだと最近自覚しました。
会社の創業者である私の祖父もそして私も水仙の花の香りがとても好きで、毎年この時期になると咲き誇る花を見に出かけたくなるのでどこへ行けばよいかは事前に調べていました。地図には載っていない狭い道を通るような場所でしたが、島の至るところで島民の方が道案内をしていくださいました。そこは瀬戸内海を見渡せる日当たりの良い場所で、島民の方が土を耕し、育て、季節ごとの花々の写真を飾り、島で採れたミカンやレモンを安価で分けてくださり、焚火で来場者をもてなしていただきました。無料で公開している所ですが、一つ一つ思いを込めて育てている島の方のあたたかさにとても癒された思いがしました。なんだか勇気を振り絞って行動したことで、有意義でとても徳をした気分でした。Withコロナではありますが、時々は心には栄養を与えてあげないといけませんね。皆さんも頑張っている自分に対して、それぞれの形で自分自身へご褒美をあげてくださいね。