ビルメンテナンス部の寺本です。
2月に入り寒い日が続きますが、暦の上では「立春」ですね。今年の「立春」は2月4日でしたが、厳密には次の二十四節気の雨水(2月19日)までの期間を指すそうです。なので、この投稿現在「立春」真っ只中です!
さて、この2月を待ちわびていた方々が、全国には多数いらっしゃると思います。私もその一人ですが…
そう、プロ野球キャンプインです!
昨年の10月29日、ソフトバンクが日本一になった瞬間から、全国の野球ファンはこの2月1日キャンプインを待ちわびていました。
その間、ドラフト・トレード・FAなど、戦力補強のニュースをチェックしつつ、応援チームの来季構想に期待をよせて、2016シーズンを想像する毎日。
さあ、そのキャンプですが、セリーグに限らせて頂きつつ、一番の見どころを紹介します。
各チーム、色々選手の獲得があったものの、話題性のある大きな補強はなかったように思います。
なので、今年は是非 「監督」 に注目して観て欲しいです。
~2016 セリーグ 監督一覧~ ☆=新任監督
ヤクルト 真中 満 45歳
巨 人 ☆高橋 由伸 41歳
阪 神 ☆金本 知憲 48歳
広 島 緒方 孝市 48歳
中 日 谷繁 元信 46歳
横 浜 ☆A・ラミレス 42歳
今年はなんと、36年ぶりに全員40代の監督です。
「経験も無い若い人に、チームを指揮させて大丈夫だろうか?」
そんな心配もあると思いますが、個人的に嬉しい限りです。私は世代的に、今までのプロ野球監督は名前は知っているけど、選手時代を知らない方々ばかりでした。
今シーズンは、つい最近まで各球団のスター選手としての活躍を観てきた人ばかりです。高橋由伸監督なんて、去年まで現役選手でした。なので、監督姿にとても違和感がとてもあります…。
さて、各球団若い人を、監督に起用した狙いは何でしょう?
一つは、新たなファンの獲得でしょう。近年、野球人気の低下が心配されますが、若い監督を起用する事で、話題性を売りに10~30代の若いファンが増える事が期待されます。
もう一つは、組織の若返りだと思います。
『実績のある年配監督を起用する事で、球団・ファンとしては「安心」ができる。ある程度、優勝争いできるチームを作ってくれる。しかし今シーズン、各球団が求めたモノは「若いチカラ」だった。言い換えれば「沈滞するチームの空気を変えてほしい」「代わり映えしないチームに新機軸を打ち出して劇的な進化と変化を遂げてほしい」-そういう強い思いが今回の若手登用の背景にはあると思う。』
と、ある記事で拝見しました。
確かに若い方がトップに立つと、チームに「勢い」をつけて活性化させ、何か新しい事にチャレンジしてくれるのではないか、そんな期待感が増してきます。
とはいえ、各球団コーチには、ベテランコーチをうまく起用しています。ベテランの人は「経験」という大きなチカラを持っています。様々な経験を通じて得た知識・技術は、若い人には絶対に無いチカラです。
若いチカラ「勢い」と、ベテランのチカラ「経験」がうまく噛み合った時、より強いチカラが発揮されるのだと思います。ドラマ「相棒」もそうですね^^
これは、会社の組織でも同じ事が言えるように思います。『新社長に40代○○氏抜擢!』、そんなニュースも目にしますが、若手とベテランがうまく噛み合っている組織が、うまくいく強い組織ではないでしょうか?
ちなみに、プロ野球監督と他のプロスポーツ監督で、あきらかな違いがあるのですが、お分かりになりますか?
それは、服装です。
サッカー・バレー・バスケットなどの監督は必ずスーツですが、野球監督は選手と同じユニフォームを着て、背番号まで付いています。これは、野球の起源に由来するらしいのですが、監督・コーチが選手と同じユニフォームを着て相手と戦う、一体感があって良いですよね。
ただ、昔メジャーリーグでは、コニー・マックという監督が、ずっとスーツを着て監督をしていたらしいです。
その理由は…
「似合わないから」^^”