広島管財ブログ

《社員ブログ》「新入社員の魂 定年まで」2016.5④

ビルメンテナンス部の寺本です。

 先日、社用車を運転中にRCCラジオからこんなニュースが流れてきました。

『文部科学相の諮問機関・中央教育審議会の作業部会は17日、2020年度から小学校の国語で、大阪の「阪」や埼玉の「埼」など都道府県名に使う漢字20字を新たに教えることを決めた。』

 そうか、小学生の時に社会の授業では都道府県について学びますが、国語の授業で漢字は習わないのですね。

 私、恥ずかしながら全国47都道府県を漢字で書ける自信、全くありません…

 皆さんは書く自信ありますか?

 このニュースを聞いて、小学生のうちに習っておくのはとても必要だと思いました。私も小学生のうちに習っておけば…笑

 今、小学校5,6年生は『外国語活動』が必修化されているみたいですね。これも、中学校から習うよりも、ある程度慣れておく事は必要だと思います。

 私は、小学生のうちに多くの事を学んでおく事はとても良い事だと思います。中学生になったら部活や恋愛で放課後や休日が忙しくなりますし、家に帰ってもみんなの話題についていけるようテレビを観るわけですよ。勉強するのも大変ですよね(私だけ?)

 小学生にしてみれば習う事が多くなりますが、頭が柔らかいうちに多くの事を学んでおくべきだと思います。年齢を重ねるにつれて、『覚える』ことが山ほどありますから、子供の頃から『覚える』クセやコツを身につけるほうが良いです。

 子供の頃に覚えた事って、大人になっても覚えている事ばかりです。子供って自分で覚えた事をアウトプットする事が楽しいですから、それで褒めてもらえる、また新しいことを『覚える』、この繰り返しが良い成長に繋がりますよね。

 それに、子供は何にでも興味を持ちます。大人にとっては何でもない事に、すごく執着して『知ろう』とします。

 私、3歳と1歳の子供がおりますが、毎日色々な事を聞いてきます。本当たいへんですよ、ウソや間違ったことを教える訳にはいかないですから。中には子供に分かるように説明するのが難しい事柄もあります。そういう時は、ファンタジーな世界観で説明すると納得してもらえます…笑

 二人とも保育園に通っていますが、誰かが教えたのか勝手に覚えたのか、日に日にボキャブラリーが豊富になっていきます。そして、色々な事が出来るようになって帰ってきます。

 先日は息子に、正しいイスの座り方をレクチャーされました…笑

 変に大人の常識や社会に染まってしまう前に、心が純粋で素直なうちに、多くの『正しい事』を学んでほしいと願います。

 これは会社でも、新入社員の方に同じ事を思います。

 学生気分では仕事は勤まりません。一から『会社』とは、『社会』とは、『お金を稼ぐ大変さ』を学んでいかなければなりません。

 先日も、うちの新入社員に『自分に与えられた仕事』について話したばかりです。自分がどう思ったとしても、与えられた仕事をやらなければなりません。自分の好きな仕事、楽な仕事ばかりでは無いですから。時には逃げたくなるような仕事も全力でやらなければいけません。

 私が社会に出た時を思い返すと、毎日失敗の連続だったように思います。失敗した事は今でも印象強く覚えていますし、失敗から学んだ事のほうが多いです。

『あの時のあの失敗が自分を成長させてくれた』

 みなさんにも、そういう経験ないですか?

 子供のうちに、若いうちに、色々な事を吸収できるうちに、多くの『正しい事』を学んで『覚えて』欲しいと思います。

 それが糧となり、後々の自分を必ず助けてくれます。私も何度過去の自分に助けられたことか…

 最近話題になっているニュースではありませんが、『正しい事』をできない企業は社会的な制裁を受けてしまいます。そこで雇用されている従業員、仕事を受発注している取引先、商品を購入したお客様、信用を失ってしまうのは一瞬です。

 私は人を教育できるほど立派な人間ではありませんが、少なからず私の経験をもとにアドバイスする事はできます。できるだけ物事を押し付けずに、自分で考える力を養ってもらえるよう接していきます。

 さあ、私もまだまだ子供と新入社員と一緒に成長したいと思います。

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