広島管財ブログ

《社員ブログ》「カープスよ!永遠に!」2016.4①

こんにちは。 ビルメンテナンス部 山田 です。

 

いやぁ、プロ野球開幕しましたね~。

われらが「広島カープス」は今年こそ優勝を!と願うばかりの毎日でありまして…。

 

………ちょっと待て。 “カ―プス”ってなんだよ!と言う突っ込みを待っております(笑)

 

カープス

↑ ほらねカープス(笑)

 

 

冗談はさておき、「広島カープス」とは広島東洋カープが球団創設時に使われていた名称だそうで、ホークス(Howks)やジャイアンツ(Giants)と同様に「鯉」カープ(Carp)の複数形でカープス(Carps)と呼ばれていたそうです。

ところが、Carpと言うのは単複同形であり、Carpsというのはおかしいとの指摘があり「広島カープ(Carp)」と言う呼び名となった!と一般的には言われています。

 

ただ、この話は諸説あるようで、実際のところ何が正解なのかは今だよくわからないようですけど。

私は小学生の頃にこの話を父親から聞き、いろいろ友人達に面白可笑しく話した記憶がありますが、実際のところ、なんで「広島カープス」ではダメだったのか?とも思っており、カープスがカープになった正確な理由をいまだに考えているのであります。

実は先日、(HPにも掲載させていただきましたが)ちゅぴCOM様の取材がありまして、川島宏治さんが来社された時には、機会があれば伺ってみようとも思っていたくらいでした(残念ながら実現しませんでしたが…)

 

そもそも、チーム名(球団名)と言うものに単語の文法を正しく当てはめる必要性はないでしょうし、例をあげればMLBのフロリダ・マーリンズ(Marlins)はマーリン(Marlin:カジキ)ですから思いっきり単複同形です。

その逆でNBAのマイアミ・ヒート(Heat)などは複数形のsは付いていません。

更にはJリーグのサンフレッチェ(Sanfrecce) 広島なんて造語もいいところですね(笑)

 

今さら、「カープをカープスに変更するべきだ!」なんて愚かな事は考えませんが、「広島東洋カープ」が「広島カープス」と呼ばれた時期があった事実と「カープス」が「カープ」に変更された理由くらいは認識しながら応援したいものでありますね。

 

 

ところで、先日、父親の一周忌で実家の愛媛に帰っておりました。

先程、カープスの事を父親から聞いたと言いましたが、当然、私の二人の兄や母親もこの話は聞いています。

この話を聞いて以降、どういう訳だか我が家ではカープの事をカープスと呼ぶようになっていました。

もちろん、対外的(友人等と話す際)にはカープと言う呼び名で話しますが、家に帰って兄や両親と会話をするときにはカープスという言い方で話すのです(笑)

たいした理由などありませんが、(最初は面白がって使っていただけなのかも?)山田家の中だけの日常会話としてカープスが当たり前になっていた事を思い出されます。

 

やがて、兄弟達は実家を放れ、一人暮らしを始めても、帰省してくれば「カープスは…」と言う会話が始まり、たまに電話で話をしても「カープスはどうよ?」となる。

幾年、年月が過ぎようとも山田家から「カープス」の話題が無くなることはありませんでした。

昨年、父親が亡くなりバタバタとした1年でしたが、兄達と野球の話になると「おい、カープスはどうなった?」「また、中﨑で逆転されとるで!」と言うような会話がいまだに繰り返されます。

先日の一周忌の時には久しぶりにまた兄弟が揃い「今年のカープスはどうや?」「また、中継ぎを補強せんかったけぇ、ダメじゃろ!」と…。

 

男ばかりの兄弟ですので、会っても冷めた感じの会話しかしないものなのですが、いつしか「カープス」という言葉が山田家の兄弟の絆を繋ぐ架け橋のようなものになっていたのかもしれないと思う今日この頃なのであります。

 

しかし、そんな事を考えていると、カープだろうがカープスだろうが、変わった理由がなんであろうがマーリンズがどうであろうがどうでもよくなって来ましたね(笑)

 

「広島東洋カープ」は「広島カープス」と言う名前であった時代があり、その事実は永遠に変わることはない。

 

その事実こそが山田家にとっては一番大切な物なのかもしれません。

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