広島管財ブログ

《ありがとうがいっぱい》「広島東洋カープ優勝おめでとう!25年ぶりの感動をありがとう!」2016.9月号

9月10日、25年待ちに待ったカープ優勝!感動的でしたね。正直野球に詳しくない私でさえ、今年は連日の試合結果が気になりました。この日も移動中の車を止めて優勝の瞬間を見入りました。その後いろいろな記事が紙面を賑わせていましたが、なかでも黒田投手の記事に目が留まり感動しましたので、ご紹介します。


いろいろ悩みながらも、もう一年やると決めて、まさかこういう結末が待っているとは思っていなかった。41歳まで野球を続けてよかった。監督、チームメイト、そして応援頂いたファンの方には感謝の気持ちでいっぱいだ。復帰後1年目の昨季。結果は出なかったが、意識の高い選手が多いと感じていた。驚きだった。今季の独走は、そんな若い選手たちが心技体で力をつけ、チームを引っ張ってくれた成果だろう。自分以外の投手の試合を見ていると、純粋にカープは強いと感じる。一緒にプレーしていると、一体感を肌で感じる。具体的に言うと、その試合、その一瞬に全力を尽くす姿勢。それが若手から伝わってくる。それこそが、新井と僕の目指してきた野球だ。特に野手は、39歳の必死な姿勢に感化されたと思う。差し出がましいが、僕たちが同じ野球観を持っていたから、チームとしてまとまることが出来たのかもしれない。チームは基本同じ方向を向かなければならない。だが以前は残念ながら投手と野手には溝があった。空気を変えたかった。大事なのは助けあう気持ち。互いにリスペクトし言動や態度には注意を払う。投手、野手最年長の僕たちがタッグを組んでそれを実行してきた。今は溝がなくなったと感じる。今季オープン戦。二遊間を守る菊池と田中が頻繁にマウンドへ行く姿を見て「俺のときにも来てくれよ」と伝えた。「どんな状況でもいい。今だと思ったら来てくれ」と。そうすると、投手が醸し出す雰囲気や試合の流れなどを読み、チームの事を考えて動くようになる。彼らには自立してほしかった。以来、凄く声をかけてくれるようになった。感謝している。そういう些細なことがチーム力になると信じる。(後略)


私たちもたくさんのファン(お客様)を裏切らないためにも良いチーム(企業)をつくり上げていきたいと強く強く感じました。市民が一つになるカープから学び取りたいものです。