広島管財ブログ

《ありがとうがいっぱい》「法蓮草と春菊」2016.5月号

新緑やきれいな花々の美しい季節、気持ちの休まるこの時期ですが、皆さんも心にゆとりを持つ機会を作っていますか?

私事ですが、ゴールデンウィークに久しぶりに子供たちが全員そろいました。振り返ってみればこの11年間、仕事に一生懸命で家族に目を向ける時間もなかなか取れず、気が付けば子供たちも一人一人巣立ち、いよいよ末っ子が私の元から離れることになりました。そんな中での集合にとても感慨深く、家族の大切さともっと子供たちと過しておけば良かったという自責の念とが入り混じりましたが、久しぶりに有意義な時間を過ごすことが出来ました。毎日毎日のちょっとしたことが真の幸せだと痛感します。

そんなゆったりとした休日が明けると、各団体の総会が続きます。そこで聞いた話ですが、皆さん『報・連・相』はよ~く知っていますよね。仕事でとっても大事なのはこの『報・連・相』ですが、最近ではこれだけでは足りないといわれているそうです。それは春菊です。「春菊?」野菜ではなく実は『瞬・聴』です。『瞬』はすぐ行動を起こすことです。スピードの時代、行動が遅ければ遅れをとりビジネスチャンスを逃すことにもなります。『聴』は相手の話に耳を傾けるいわゆる傾聴することです。今の時代、「見て覚えろ」的な仕事の仕方は向きません。しっかり相手の話に耳を傾けていくことが求められています。時代とともに人との関わり方や育て方も変えていく必要があるのですね。それにしても法蓮草(報・連・相)と春菊(瞬・聴)とはよく言ったものです。皆さんも意識してみてください。